インプレッサ(4代目)・道央各地

今回は、スバルの人気車種・インプレッサを紹介します！
いわゆるCセグメントという、コンパクトカーより少し大きなクルマですが、アイサイト非搭載モデルなら200万以下で購入可能です。

▼乗車の状況…☆☆☆
カーシェアを利用して、札幌から小樽方面、千歳方面など各地にお出かけしました。
都市部と校外、峠を、夏冬それぞれで乗って、ひととおり網羅してみたって感じ。


▼エクステリア…☆☆☆
トヨタっぽい？なんて巷では言われてますが、格好良いと思います。昔の顔よりもライトの存在感が大きくなりましたね。
ただインプレッサの場合、「上」を見てしまうとどうしてもチープさを感じてしまうのが、仕方ないけど残念なところ。レガシィやレヴォーグからすると見劣りします。特にリアは安っぽいですね(笑) 色のせい？ではないと思います。

同じくメーカーの中で顔つきを統一しているホンダ・フィットもインプと同じくらい安っぽいですが、インプとはすこし価格帯が違います。ライバルのマツダ・アクセラはインプよりも高級感ある印象。まぁ主観的な判断ですが。


▼インテリア…☆☆☆☆
こちらはBセグ車とは違った高級感を感じるつくりで、ワンランク高いクルマであることを実感します。コストパフォーマンスはとても良いですね。

イチオシなのはシフトノブとエアコンのスイッチ。理想的な操作感です。

インパネ中央の液晶には時間や外気温など表示されていますが、この位置にあるのは逆に不便。メーター内の方がいいですね…。
またこの液晶の操作ボタンはメーター内左側にあります。謎デザインです。

発光部は赤色で、夜間は違った印象に。だから、なんで中央のディスプレイだけ白いんだ…。


▼アクセル…☆☆☆
パワーは十分で、加速感もよいインプですが、やはり「CVTだなぁ…」と気になるところもあります。アクセルの踏み方は人それぞれだと思いますが、僕の踏み方では ん？ となるような箇所も。
できればステップATにも乗ってみたいものです…。

あと、ある程度の速度で走ると「コーー」っと音が聞こえます。どっかから車内に空気入ってきてるみたいな音。これは何なんでしょう？ 演出？
あと遮音性は高めですが、ロードノイズも別に聞こえます。


▼ブレーキ…☆☆☆☆
踏みしろは小さい方ですが、他車から乗り換えでもそこまで気にならないと思います。制動力はもちろん問題なし！

ブレーキングに関して気になるのは、最廉価グレードだとSモードが省略され、エンジンブレーキが使いづらいところ。坂道でも、ある程度速度が出ていたらLに入れるのは躊躇われます…。


▼ハンドル…☆☆☆☆
インプは曲がりやすい！ というのは、個人的な感想じゃなくて一般論。
ボクサーエンジンによる低重心のメリットはここに出ます。
他のクルマよりも少し速く、安定して曲がれるというのは乗り心地に直結。本当によく出来ています。

ひとつ難点なのは、低速でハンドルがすっごく重いこと。車庫入れなどで片手で回せません。
普通に走ってる時はなんともないので、おそらく意図して低速時だけ重くしてるんでしょうが、どういう意図なのかは不明。軽めでいいと思うけど…。


▼シート…☆☆☆☆☆
シートは…良くも悪くも感じず普通？ フワフワではないですが、長時間走っても体が痛くなったりしませんでした。すごい！とも感じないですが、特に改善を望むところもないので☆５つで。

リアシートもちゃんと座れます。さすがに5人目はおまけイス。

シートを倒さなくても、荷物はたっぷり入ります。さすがCセグメントですね！
インプレッサって、カローラフィールダーと全長がほとんど変わらないらしい。インプの方が幅が広い(カローラは5ナンバー、インプは3ナンバー)ため、ひょっとするとインプの方が荷室が広い？


▼その他
インプレッサのライバルは、やっぱりアクセラですね。路線は違うもののどちらも好評のデザインに、同じくらいの大きさ。同じような乗り心地。どちらもハイブリッドモデルがあるのも同じ(アクセラはディーゼルも有り)。

大きな違いは、やっぱりアイサイト？ インプレッサの武器はここですよね。
他には、インプはCVTなのに対してアクセラは6ATという違いもあります。

レンタカーとして乗るなら、個人的にはアクセラを選びたいところ…。
インプレッサはニッポンやタイムズで、アクセラはタイムズで借りることができます。