ヴェゼルハイブリッド(初代)・帯広方面

お久しぶりです、minijumboです。

今回はヴェゼルハイブリッドの記事です。初のホンダハイブリッドが、フィットじゃなくてヴェゼルになるとは…。

▼乗車の状況…☆☆☆☆
一泊二日で道央をドライブ。札幌→旭川→帯広→札幌と700kmほど走行しました。
例によって１人乗車ながら、未舗装路や高速道路、市街地など、色々と遊べて満足です。

▼エクステリア…☆☆☆☆
毎度のホンダ顔ですが、SUVらしい？背高のスタイルです。
長さと幅は、意外にもCX-3と同じくらい。CX-3は背が低くスポーティですが、ヴェゼルはうんと背が高くて立派に見えます。
後ろから見た時、黒のクルマだとナンバーが目立ちますね。。

▼インテリア…☆☆☆☆☆
まずは、収納の多さが素晴らしい！ 自分は携帯とか財布とかを普段ポケットに入れているので、さっとポケットから出してそのへんに置けるのはすごく便利です。
シートやコンソールが分厚くて、ぱっと見た時に広さは感じませんが、見た目ほど窮屈ではありません。そもそも大きめのクルマだしね。

奥行きある新デザインのメーターは、オデッセイなんかだとイマイチ。。でしたが、ハイブリッド車ならイメージにぴったりです。

ちなみに今回の燃費は21.4km/L。車格を考えれば、流石ハイブリッドという感じ。

タッチパネル式エアコンは使いにくいながらも、デザイン的には悪くない…かな。
全体として、かなり高級な印象を受けます。

▼アクセル…☆☆☆
今回のヴェゼルはハイブリッドということで、普通とはちょっと違うアクセル感覚。
発進時はまずモーターだけで加速しますが、そんなにパワフルではなく、エンジンが動き出すまではかったるく感じます。逆にエンジンが始動してからはグンと加速するので、気をつけないと乗り心地悪くなります。

ちなみにこのモーター、全く使い物にならん！というわけでもありません。勾配なしの直線では、モーターだけでぴったり60km/h巡航できました。

あと気になるのは、エンジンONの時とエンジンOFFの時とで、アクセル開度に対するパワー感が全然違うこと。燃費を出すためにこういうセッティングにしているみたいですが、慣れるまではかなり違和感がありました。

ちっちゃいシフトノブ。操作はプリウスやリーフと同じです

▼ブレーキ…☆☆☆☆
遊びが少なくてはじめ焦りましたが、慣れると使いやすかったです。
ハイブリッドなので、モーターに負荷をかけて減速する(タイヤのブレーキを使わない)場面がありますが、感触は比較的自然な部類。よくできていると感じました。このへん日産のエクストレイルハイブリッドとは大違いです。

▼ハンドル…☆☆☆
車格に合わせて適度に重く、回しやすいハンドル。交差点などでも「違和感なく」取り回しできます。
ただ走行性でいうと、直進性がいまいち。何となくフラフラします。フィットと同じですね。

▼シート…☆☆☆☆
SUVらしくアップライトな姿勢になりますが、大きさも包まれ感もいい感じ。クラス並に良いシートだと思いました。

▼その他

★ここだけは許せん！ バック時の見切りの悪さ
全体的に満足だったヴェゼルですが、バックする時にびっくり！ なんも見えん！！

まぁバックカメラ付いてるから結果普通に車庫入れできるんだけど…直接見える部分が少なくてちょっと不安でした。

★他車との比較では？
ヴェゼルは微妙な大きさのSUVで、意外とドンピシャのライバルは少ないかもしれません。
CX-3やXVは似た大きさながら車高が低くスポーティ。同じくガソリン/ハイブリッド展開のエクストレイルと、CX-5は若干大きい。排気量が似ているジュークはヴェゼルより小さく、後席が狭い。

CX-3やXV、ジュークは、４人で遠出するにはちょっと窮屈。
燃費を考えるとガソリンのエクストレイルはちょっと厳しく(ハイブリッドはブレーキ感覚がおかしいせいか酔いやすいと不評)、CX-3ディーゼルも街乗り含めるとヴェゼルハイブリッドには勝てないでしょう。
ヴェゼルは運転が楽なクルマではないですが、大きさ・広さ・燃費の３点ではバランス良くできていると思います。